或る阿呆の哲学

「え、だって明日死ぬかもしれないじゃない」と生き急いでいるフリーライターのあれこれ。

フリーライターになる最も簡単な方法【フリーライター28日目】

フリーライターになる最も簡単な方法は、「私はフリーライターだ!」と宣言することです。

みなさんが思うフリーライターとは、「自分が企画し、執筆し、編集者と打ち合わせ、多くの人に読んでもらい、評価され、それで食べていける人」ではないでしょうか。

もちろん、名乗るだけではいつまでたっても書くのはおろか、食っていくことなどできません。大切なのは、フリーライター「まがい」のことを、本気でできるかどうかです。

 

私は、2015年10月15日に広告営業職を辞し、同年11月1日にはフリーライターでした。これは、私がフリーライターになって1ヶ月の間のお話です。

 

家族や友人、今まで仕事でお世話になった人々に、「私、フリーライターでがんばることにしたから」と宣言し、フリーライターとしての名刺を作成し、電車で行ける岐阜や名古屋の出版社や編集プロダクションに、「フリーライターをやっているのですが、お手伝いできることありませんか」とメールし、顔を出し、挨拶し、東京や大阪の編集プロダクションにも履歴書や職務経歴書をメールで送りました。

 

このように、フリーライター「まがい」のことをした結果、

・岐阜の編集プロダクションから1件(200語英文作成)

・同じ岐阜の編集プロダクションから1件(学習塾のオリジナルテキスト180Pの問題・解答・解説)

・名古屋の出版社から1件(英語のテキストの企画からフォーマット作成、執筆まで)

・同じ名古屋の出版社から2件(模試の問題作成)※2016年2月以降の予定

・東京の編集プロダクションからトライアルで2件(英語ワークの180Pの校正・テキストの校正)

以上の依頼を受けました。

これが、フリーライターを始めてから1ヶ月の話です。

 

正直、異例だと思います。

「1年は仕事がなくても生活できるだけのお金は確保しておいてからフリーになるべき」という記事や、「書くより仕事をもらうほうが大変だ」という声もありました。かなり厳しい世界だと認識していました。

しかし、私にとって幸いだったのが、

・家族や友人、仕事でお世話になった人など、周りの人が一切反対しなかった

・実家暮らしで、自分の貯金が7桁あった

以上の2つのことです。おかげで、あまり恐れずフリーライターを名乗ることができました。

そして何よりの私の味方は、 でした。

運とタイミングがよければトントン拍子に進むものなんだなぁーと、どこか他人事のように感じてしまっています。それほど、異例だと、自分の運が強いんだと、驚いているのです。

(余談ですが、私の運のよさは、学校、アルバイト、会社など、どの場でも話題に上がるほどで、早死にするのではないかと言われていました。)

 

運を味方につけ、現状にたどりつくまでを、次回少し詳しく書いていこうと思います。