1日のTO DOをリスト化するのは大間違い!?「やらなきゃ」を「やればOK」に変えるポイント【フリーライター115日目】
ひゃー2016年初投稿。フリーライターになって100日越えてしまいましたっ。115(いいこ)日目です。
さて、本記事のダイジェスト
・TO DOリストは気持ちに余裕をなくす要因になりかねない
・「やるべきこと」ではなく「ここまでやればOK」というリストを作るためには
・1日1日をぶつ切りに考えない
「忙しい、忙しい」と嬉しい悲鳴のオンパレードだった2016年から本日まで。
しかし、忙しさゆえ、逆に「時間は作ってでも生み出すべきもの」だと再認識しました。映画もヨガもぜんぜん行けてないや……
特に大きかったのが、手帳タイムをまったく取らなかったこと
手帳タイムをとらなかった結果、ダメ人間になりました。
手帳タイムがとれない(とらない)
→時間管理ができない、しかし「やることだけはっきりさせなきゃ」と、TO DOだけはしっかり書き出す
→TO DOばかりが羅列され、とりあえず使える時間をフルに使って作業
→気持ちに余裕がなくなり、食事・身体のケア(ヨガやきちんとした睡眠など)がおろそかに
→作業できる時間があればいいやと、「作業しなきゃやばい」時間になるまで寝る
→身体が本調子じゃない・だるい・ずっと眠いという感覚に陥る
→作業に集中できない
おっそろしいぜ……!!
忙しくてもTO DOは書き出さないと……と、前日に、次の日やるべきことをそこらへんの紙に書き出して、マスキングテープで壁に貼っていました。だからTO DO管理はできていました。
しかしこれが、気持ちに余裕をなくし、時間に余裕をなくし、仕事に余裕をなくす要因だったのです。
TO DOリストが心の余裕をなくす要因に!?
時間も管理できていないのに「これだけやらなきゃ」という気持ちばかりが働き、寝食以外の時間を作業に当ててしまいました。さらに、それだけ時間をかけても、達成感は薄く、「また明日も……」という気持ちでした。
大事なのは「やるべきこと」ではなく、「これだけやればOK」をというラインをTO DOリストという形にすること。「これだけやらなきゃ」を「これをやればOK」に変えるポイントは、「リストの中に流れを作り、それが終わったあとの次のステップを考えられるリストにする」こと。1日のTO DOは「その場しのぎ」になってしまい、せっかくTO DOをやり切っても、「明日もこんな感じか」としか思えません。それは、1日1日をぶつ切りで考えているからだと思います。
今日の仕事を明日へつなげる!その日のTO DOを全体の一部と実感しよう。
1日のTO DOだけではなく、その仕事を終わらせるためのリストを作り、それを1日ごとに振り分けていきました。すると、TO DOをやりきったあと、「今日これを終わらせたから、明日この作業ができるぞ」と、達成感を得られました。また、仕事が終わらず調整が必要になっても、「明日は今日の分もがんばろう。」というきも利が湧いたり、全体の計画を見直すきっかけにもなったりしました。
終わらせるためのリストは火水木 / 金土日と、3日間ずつ。木曜日と日曜日に振り返りと、次の3日間の計画を立てました。流れを作るべきとはいえ、1週間の仕事を週1回に計画することは、計画倒れにしかならないと思ったからです。緊急の依頼・〆切日の変更・長電話などなど、予期せぬことがたくさん起こるからです。
大切なのは、TO DOを1日1日ぶつ切りで考えるのではなく、「これらを終わらせれば何かが完成する」という明確なゴールのもと、それを達成するためのTO DOを細かくリスト化し、その日その日のTO DOを、目標達成のための道のりだと考えること、いや、自分にそう思わせることです。
TO DOリストは「デキる人」の必須アイテムですが、それに振り回されてしまって、能力を生かすための余裕をなくしてしまっては、本末転倒。「今日がんばったから明日がある」と、自分に達成感を与えるリストにしないともったいないですよね。