或る阿呆の哲学

「え、だって明日死ぬかもしれないじゃない」と生き急いでいるフリーライターのあれこれ。

お仕事ゼロ!新米フリーライターがしたことのすべて。【フリーライター117日目】

はい、今日でいただいていた仕事の依頼がゼロになりました。

フリーランサーにとって仕事がない=死だと思われがちです。リストラされ、無職になってしまった状態と同じわけですから。

でも、私が発したことばは、

 

こんな感じでした。

お仕事ゼロになったにもかかわらずのーてんきな考えの私が、何をしたかを書いていこうと思います。

1、やりたいことリストをつくり、実行する

まずはお休みにやりたいことを手帳・夢リストも参考に書き出しました。

・パッと思いついたこと

・手帳に書いてあるけどまだ実行していなかったこと

・夢リストのまだ叶えていないこと

を、例によってメモ紙(A4の裏紙を4等分にして、花柄クリップで留めています)に書きます。マステをつければあっという間にかわいくなりますね。

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それらを、バーチカルの時間軸に確保っ!

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その時間を確保することで、「ま、いっか。今度で」をなくします。今度なんてもう来ません。

ふひひひひ休むぜぇぇぇええヾ(*・∀・*)ノ゙

2、営業(既存クライアントに)

私は10社くらいの出版社さん、編集プロダクションさんとお仕事したことがありますが、その中でも安定してお仕事を任せていただけるところが3社あります。

そこに、「来週から執筆・校正に対応できますが、お手伝いできることはないですか。」と率直に伝えます。

この営業メールを送るのは、「金曜日の夜」です。

なぜなら、出版社さんや編集プロダクションさんがメールをチェックするのは月曜日。急な案件が入らないので、土日の休みを確保できるのです。そして、「来週から」と入れるあたり、われながらちゃっかりさんです。

(逆にお仕事欲しいときの営業は火曜・水曜に行います。月曜日は溜まったメール対応や土日の間に動いた案件に対応する1日だと考えるからです。金曜日に送ると、土日もなんとなくそわそわしてしまいます。)

あまり交流のない会社さんだと無視されてしまうこともあるかもしれませんが、懇意にしていただいている編集者さんからは、ちゃんと返事が返ってきます。

今回の連絡の結果、

・今すぐお仕事をいただけることはなかった

・2月下旬に原稿ができるので、校正を依頼したい

・任せていただける予定の案件の詳細が、3月初旬に出る

・以前執筆したワークの編集部内チェックが終わったら、解答・解説の執筆もご依頼いただける

と、何らかの形でお仕事をいただけることと、いつくらいにご依頼いただけるかまで教えてもらえました。

「催促なんて……」という遠慮はいりませんし、私はまったくするつもりはありません。(笑)

面倒ならば返信されないだけですし、仕事がなければ「ない」と言われるだけですし、具体的なお仕事がなくても次回のお仕事の内容が聞ければ、自分のスケジュール管理にも役立ちます。

ごひいきしていただいている会社さん相手なのでできることかもしれません。

でも、私もまだまだ新米ライターなので、新規営業もどんどんします。

3、営業(新規クライアントに)

新規営業先は、編集プロダクションさんが多いです。出版社さんはお仕事を編集プロさんに委託していることが多いので、執筆・校正のお仕事をたくさん持っているのは編プロさんです。営業の経験があるからか、営業メールして連絡がなくても何も気になりません。むしろ「ご連絡したのですが……」と東京だろうと大阪だろうと電話します。(笑)

営業先から最初にいただくお仕事は、校正原稿が多いです。これが、実力を見極めるトライアルになります。

このトライアル原稿、作業するなら絶対この休みのうちです。

なぜなら、時間がある今なら、余裕を持ってトライアル原稿に対応できるからです。

何本もの締め切りと戦っている中では、必然的に懇意にしてくださっている方からのお仕事や、〆切が近いものから重要案件として扱ってしまいます。

ほかに原稿のない今ならば、辞書やネットできちんと調べたり、編集者さんと連絡を取りあいながら原稿を進めることができます。

営業はどんどんしていきたいところですが、原稿がゼロの状態になってから始めます。

余裕があるときにしっかり原稿に対応し、自分の実力を出しきった原稿を提出し、「この人……デキるな」と評価していただきたいものですね。

ちなみに、今回3つの編プロさんに新規営業した結果、1件トライアルをいただくことができました。

確保した休みの時間外でしっかり対応するつもりです。

 

お仕事ゼロの期間は、次の多忙期間のための充電&準備期間です。

1日中のんびりしたり考えたり遊んだりできる時間ができるのもフリーランサーの魅力です。

「仕事がない」と嘆かず、せっかくの休みを楽しみましょうヾ(*・∀・*)ノ゙