或る阿呆の哲学

「え、だって明日死ぬかもしれないじゃない」と生き急いでいるフリーライターのあれこれ。

フリーライター歴1ヶ月の私が、4社に5本の仕事をいただけた話②【フリーライター33日目】

それから、フリーライターとしてお仕事の話をするために出版社に伺いました。

それは、前回お話した依頼主が、「塾で働いたことがあるなら、塾中心の教材扱っている出版社が興味もってくれるかも」と、私を紹介してくれたことがきっかけでした。

その出版社の編集長と大の仲良しだそうで、この人に出会えて本当に運が良かったなぁーとしみじみ感じました。

y-kitamura-65.hatenablog.com

初めての出版社訪問

電車で約30分、それから徒歩10分のところにある出版社で、編集長と英語担当の方に名刺を渡してご挨拶。(名刺はネットで依頼し作成していただいたもの。2日で完成します!)

「今日はお話たくさんできたらラッキーだなぁ。まぁ、すごく運がよければちょっとだけお仕事もらえるかもーうふふ」なんて思っていました。

 

質問やお話の中心は、

・塾で指導していたときどういう教材を作成したか

・やりたいのは執筆・校正・企画のどれか

・今までに執筆・校正・企画のどの経験があるか

でした。

まだまだライター経験が浅いので、「校正・企画はやったことがないけれど、執筆も含め、どの分野もたくさんやって、どんどんスキルを身に付けたいです。ゆくゆくは塾でお世話になっていた先生の本を作りたいです」と新卒みたいなことを言っていました(笑)。

それに対して編集長は、

 

「そっか、そうだよねーまだ若いし、いろいろやったほうがいいよねー。うん、じゃあ、執筆2件お願いしようかな。まだ予定だけど、1~2月くらいにお願いすると思う。スポット(1回単位の仕事)だと不安だろうから、レギュラーで年4・5回の持ってたいよね、きたむらさんに任せようかな。えっと、校正はどこかで1回経験したらうちでもやってもらおうかな、うん。また教えてね。あ、『やろう!』って決めたのに、編集部が忙しくて練りきれてない企画があるんだけど、よかったら考えてくれるかな?企画が通ったら執筆から何から何まで全部お願いするから!ちなみにイラストレーターとか使える?もし使えたらデザインもお願いできるんだけどなぁー」

 

……え、そんなことある?(笑)

聞き間違いじゃなければ、スポット執筆2本とレギュラーと企画をお願いされた?

しかも校正のお願いも視野に入れてくれている?

え、そんなことある?(2回目)

 

「あ、ごめんね、わーっとしゃべっちゃって。実はね、前あなたが原稿のお手伝いした先生が、あなたの技術やスピードがすごい、ぜひ紹介したいって言ってたから、どの仕事を回そうかをあらかじめ考えてたんだよね。で、会ったらいろいろ塾で経験されてて、若いのにしっかりしたいい子だから、うん、やっぱりこの子に頼むべきだって確信したんだよね」と言われた。

あの……後半の「若いのにしっかりしたいいい子」っていうのは間違いです。「意外に若くない、ちゃっかりしたいい性格した女性」です。(きたむらをよく知る人には、「いい人」と言われたことありません。「いい性格してるね」と言われます(笑))

すっごくすっごく嬉しかったヾ(*・∀・*)ノ゙

今まで、「いやー運いいなぁーさすが●●県でいちばんラッキーな女(自称)!」とか思っていたけど、このお仕事は実力で勝ち取ったものだと感じることができて、本当に嬉しかったです。

そして、ここからが本当の戦いです。紹介していただいた先生、編集長や英語担当の方の期待に応えられるよう、努力していこうと思いました。

 

わたしの順調さは運によるところが大きいと言ってきましたが、運も実力のうち言いますし、私もそう思います。

それは、運がよかったから出会えた人も、いただけたお仕事も、実力がなければかんたんに離れていってしまうと感じているからです。

せっかく「え、なにこれ運命?」というくらいの方々やお仕事に出会えたので、実力で「あなただから任せる」と言い続けていただけるよう、もっともっと自分の技術を磨いていきたいですヾ(*・∀・*)ノ゙

出会えたきっかけ、とってもうれしかったことを忘れず、努力し続けたいと思います。

 

そのあと、私の趣味であるライフログや手帳、編集長の体調、土地あるあるなど、雑談をたらたらーっと。めっちゃ楽しかったし、ほんわかしました。出版社の方の人柄を知ることができて、よかったです。

 

次は、自力で営業して掴み取ったお仕事のお話を。